小笠原諸島やハワイなどではイルカウォッチングやイルカスイムなどが有名ですが、フェリーや普通の観光船にもイルかはついてくることがあります。
このことはイルカが人なつっこい動物だと言われる一因にもなっています。
しかし水中から船の底を見ただけで、イルカは人が乗っているということに気づくのでしょうか?
イルカはやはり頭を使っている?
イルカが船に近寄ってくる大きな要因は体力を使わないようにするため、と言われています。
船の大きさにもよるのでしょうが、イルカから見て適度な大きさの船を見つけると近寄っていき、その船の航行した時の波を利用して自分の体力を消費しないようにして進んでいるのだそうです。
ちなみに普通に泳ぐことに比べて60%ものエネルギーを節約できるのだとか。
もっとも本当に興味があるから寄ってきた、という説も否定されてはいませんし、浮いているものに興味を示すということもあるようです。
溺れた人を助けたことがある、なんていう話も。
実は何かが浮いていたからイルカが寄っていっただけでは、という話もあります。
真実はイルカのみが知る、ということです。
イルカも同じ動物として興味をもつのかも
体力を使わないようにするために寄ってきているという事があるにしても、イルカウォッチングやイルカスイムなどはだいたい場所が決まっています。
イルカからしてみればそこに船が来たときに人間が見に来ている、もしくは水中に泳ぎに来た、というくらいの見当がついているかもしれません。
少なくともこれらの観光客は手を出さないことがルールになっているので、イルカも経験として危険ではないと感じているのではないでしょうか。
陸上の動物と比較できるかどうかはわかりませんが、犬だって危険でないとわかれば近寄ってくるものです。
知能があるとされるイルカも、そういう認識ができてもおかしくはないと思います。
まとめ
イルカは船に近寄ってくるのは確かです。
大きな船のほうがイルカにとっては都合が良さそうです。
船という道具を使って楽をして水中を進んで行く、ということは知能があることの裏返しかもしれませんね。