水族館で良く見るイルカと言えば、体の色は主にグレーの色を思い浮かべるでしょう。

実はおとぎ話のような話ですが、イルカには体の色が「ピンク色」のイルカも存在します。

そのイルカを見ると幸せになるという言い伝えもあるようです。

ピンクイルカはどんなイルカで、どこで見る事が出来るのでしょうか。

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ピンクイルカとは?

ピンクイルカとは愛称であり、正確には「アマゾンカワイルカ」「シナウスイロイルカ」という2種類のピンク色のイルカの事を言います。

なぜ体の色がピンクなのかというと、生まれた直後は全身が主に黒い色もしくは濃い灰色をしているのですが、成長するにつれて色は薄くなっていき、大人のイルカではピンクもしくはピンクと白っぽい色、または明るい灰色になる事がほとんどです。

生息地について

アマゾンカワイルカに関しては、その名の通り南アメリカにあるアマゾン川水系の固有種になります。

イルカですが川に生息し、細長い口が特徴的でアマゾン川は濁っている為、水中ではほとんど何も見えないので、目はほとんど使われていません。

シナウスイロイルカに関しての生息地は東シナ海、インドネシア、ニューギニア島からオーストラリア北部にかけての浅い海域に生息しています。

野生のイルカだけでなく、香港、タイやシンガポールの水族館などでは実際に一緒に泳いだり、触れ合ったり出来る施設もあるようですので、観光に行かれた際には行ってみるのも良いかもしれませんね。

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シナウスイロイルカは絶滅の危機?

香港の海域でも見られていたシナウスイロイルカですが、近年乱獲や海上交通量の増加、水質汚染、繁殖地の減少や海上開発などによって、減少傾向にある事が確認されています。

保護団体も警鐘を鳴らしている程ですので、イルカの減少を食い止めるためにも環境問題などに積極的に取り組む事が必要になりそうですね。

まとめ

見ると幸せになると言われるピンクイルカですが、野生のものに会うのは難しくても、観光地などで一緒に泳いだり、触れ合ったりする事も可能のようです。

お近くに行った際には、ぜひピンクイルカを見に行ってみてはいかがでしょうか。

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