ご存知の方も多いと思いますが、イルカとクジラは哺乳類に分類される海の生き物です。
一般的に、卵から孵化するのではなく、母親の子宮から誕生する生き物を哺乳類と呼ぶことが多いのではないのでしょうか。
ですが、その分別だと分けきれない生き物も存在します。
卵を産むのに哺乳類に分類されるカモノハシは代表的な生き物ですよね。
哺乳類の見分け方は??
それは、字のごとく、乳が出る生き物を哺乳類と呼ぶそうです。
そうすれば、カモノハシが哺乳類に分類されることにも納得ですね!
海に住む哺乳類
イルカやクジラは、海棲哺乳類と呼ばれています。
確認されているイルカとクジラの種類は、80種類にもなります。
イルカとクジラ以外にも海に生息する哺乳類は、まだまだたくさん存在します。
アザラシなどが有名ですね。
その他にも、ジュゴンも哺乳類になります。
哺乳類は、陸に生息している生き物の方が圧倒的に多いです。
哺乳類は肺呼吸のイメージなので、海に住んでいること自体不思議な感じがしますよね。
ここで面白い話を見つけました。
白亜紀に恐竜が絶滅し、今まで恐竜に捕食されてしまうことを恐れていた哺乳類にとって、地上は天国となりました。
ですが、哺乳類を捕らえる恐竜がいないため、地上の食料は哺乳類たちが奪い合うようになったそうです。
その争いに負けてしまったクジラの先祖が、食料を求め、再び海に還っていったというお話です。
それが、現在のイルカやクジラと言われているようです。
信ぴょう性はないですが、とても面白くてためになる話ですね。
まとめ
長い長い歴史の中で、魚類から哺乳類へと進化を遂げ、それに伴い海中から陸上生活へと変わり、再び海中生活へと戻ったイルカとクジラ。
進化をすると、元には戻れないという自然界の掟があり、もう一度海中生活をすることになっても魚類に戻ることはできなかったようです。
生き物の進化って、すごいですね。