イルカは、水中でも目を開けて泳いでいますよね。
魚にしてもそうですが、人間とはいったい何が違うのでしょうか?
また、イルカから見て、人はどのようにみえているのでしょうか?
イルカの目に関する不思議に迫りたいと思います!
イルカは目を開けたまま泳げるのはなぜ?
イルカの目は、粘膜に覆われて保護されていて、水中でも目を開けて泳げるといわれています。
では、水中ではずっと目を開けているのでしょうか?
イルカも、眩しいときや睡眠を取るときには目をつぶるみたいですよ。
イルカは、まんまるの可愛い目をしていますよね。
二重(ふたえ)の目のイルカもいたりして、人間みたい!という人や、よく見ると怖い!という人まで様々です。
イルカから人はどんなふうに見えている?
イルカの目からは、人間はどのように見えているのでしょうか?
イルカは、とても視力がいいといわれていますが、実際は水の上ではあまりよく見えていないといわれています。
私達人間が、水中で目を開けたときのように、イルカが水上ではぼやけて見えるといっているひともいます。
また、色彩感覚もあるようですが、人の顔までは認識しておらず、シルエットだけを認識しているといっている説もあります。
イルカの変わった泳ぎ方も視力が関係していた
また、イルカの視力はあまりよくなくて、0.1くらいだという情報もあります。
しかし、視力が弱くても、イルカは超音波を発して、その跳ね返りから周囲の様子を把握する能力があります。
ふだん、普通に泳いでいるときは、この超音波によるエコロケーションを使っていると考えられています。
しかし、イルカは時に、仰向けで泳ぐことがあります。
それはなぜなのかというと、目の構造が関係しているようです。
イルカの目は、やや下向きに付いていて、下の方が見やすい構造になっています。
なので、水面の方にいる獲物を狙うときに、仰向けになったほうが水面の獲物を見やすいからだといわれているんです。
仰向けに泳ぐ姿は、ちょっと奇妙で面白いですね。
まとめ
さて、いかがでしたか?
イルカは、目がいいという説もあれば、そんなに良くないという説もあるようですね。
しかし、イルカから見たら、人の顔まではよく見えていないというのは、イルカと仲良くなりたい人にとってはちょっとがっかりではないでしょうか?
イルカの目は下の方をより見やすいということで、仰向けになって泳ぐこともあるというのは、面白く興味深いですね。
ということで、以上イルカの目の不思議をご紹介させていただきました!