イルカはサメと同様に真っ直ぐ上に伸びた背びれが特徴的ですが、水族館で展示されているイルカには曲がった背びれを持っているものもいます。

どうして背びれが曲がったイルカがいるのか、今回はその点について調べてみました。

イルカ 背びれ 曲がる

イルカが持つ各ひれの役割と背びれが曲がる理由

イルカは胸びれ、背びれ、尾びれを持っています。

まず、胸びれは人間のように指の骨が5本あって前足的な役割を果たしています。

また、尾びれは上下に振って推進力を発生させる役割を担っており、背びれは泳ぐ際に左右のバランスを取るために使われています。

イルカの中にはスナメリのように背びれがない種類もいますが、多くのイルカにはこの3つのひれが備わっています。

生まれたばかりのイルカは、直前までお母さんイルカのお腹の中にいたために背びれや尾びれは曲がったままですが、数日後には真っ直ぐ伸びてきます。

その後真っ直ぐの背びれを持って生活するのですが、水族館などの限られた空間で展示されているイルカは運動不足で筋肉が衰えているために、背びれが真っ直ぐに立たずに曲がることがあるのです。

その運動不足の原因となるのが、普段過ごしているプールの狭さです。

もともとイルカは、広い海を背びれを使いながら高速で真っ直ぐに泳いで生活しています。

しかし、水族館のプールなど大きさが限られる場所では、真っ直ぐに泳ぐ事が出来ないために体の回転を増やす泳ぎ方を強いられます。

そうすることで本来の背びれを使った泳ぎが出来なくなり、徐々に背びれの筋肉が衰えて結果的に背びれが曲がってしまうことになるのです。

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まとめ

調べた結果、イルカの背びれが曲がる原因は、本来使うべき部分を使わず生活しているがために筋肉が衰えてしまうためだと分かりました。

のびのびと広い世界で生きていれば本来使うべき部分を使えて力を発揮できるのに、使えないがために衰えてしまうというのは人間にも通ずる面だと感じましたが、何だか可哀想です。

ちなみに、運動神経の高いイルカほど体に対するひれの割合が大きいので、水族館でよく動いているイルカを見かけたら他のイルカとひれの大きさと比較してみると面白いかもしれません。

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