イルカの生態についてどれくらい知っていますか?
生息地や食料、他にも知能が高いということもイルカのイメージですよね。
そんなイルカをテーマにして、自由研究をするのはどうでしょうか?
研究してみたら面白そうな題材を紹介します。
イルカはクジラ?
イルカはクジラです。
といきなり言われても困りますよね。
イルカはハクジラの仲間とされており、体長だけで呼び方が変わっています。
その境目は4メートル程度であり、それより大きいものはクジラと呼ばれ、小さければイルカと呼ばれます。
生物分類上このように決められているのですが違和感ありませんか?
日本でイルカと言えば、サイズよりも見た目でイルカと判断する方が自然ですよね。
では、海外では日本人の感覚が通じるのでしょうか?
“Dolphin”と“Whale”で区別されている英語は、日本人のイルカとクジラの区別と共通しています。
国を越えても同じ感覚であることは少し嬉しく感じませんか?
クジラの仲間であるイルカですが、陸上での仲間を探してみるとカバに近いそうです。
これも不思議な感じですね。
イルカは寝ない?
イルカは泳ぐことをやめないのです。
そのため、イルカは寝ないのだと言われるくらいですが睡眠は必要ないのでしょうか?
実はイルカもちゃんと睡眠を取ります。
左右の脳を交互に眠らせているのです。
イルカには半球睡眠と呼ばれる能力があり、常に片方は起きているので泳ぎ続けることができます。
右の脳が眠っていれば左目をつむって、左の脳が眠っていれば右目をつむるのです。
コミュニケーションが取れる?
イルカは賢いと言われますが、その理由はなんなのでしょうか?
人のように考える力やコミュニケーション能力があるのでしょうか。
イルカは噴気孔付近からクリック音と呼ばれるものを出して、仲間でコミュニケーションをしているという可能性があるそうです。
さらに、高い周波数をもったパルス音を発します。
このパルス音は物体の特徴を知るために使われたり、仲間にその特徴を伝えたりもできます。
イルカのコミュニケーション能力は高く、集団で生活するなかでいじめも行うことがわかっているのですよ。
まとめ
イルカについての自由研究は奥が深くなりそうですよね。
人がイルカのように睡眠を取れたら、勉強やスポーツが今よりも上達するのかなと考えるのも自由研究になりそうな気がします。
電子機器が発展しているのでイルカの気持ちや言葉がわかるのは嬉しいですが、イルカの世界でもいじめや暴力行為があることはあまり知りたくないですね。