高学歴芸人で知られるオリエンタルラジオ中田氏が過去の受験勉強で、「イルカの睡眠方法を見て、片目に眼帯をつけて脳を半分ずつ休ませようとしたことがある」と、とあるテレビでいっていました。

勿論、中田氏は睡眠不足で倒れたそうですが、イルカのゼロ睡眠とは一体どのようなものなのでしょうか。

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脳を半分ずつ休ませる、イルカの睡眠方法

イルカは海の動物ですが哺乳類なので、肺呼吸をしています。

そのため、水中で眠ると溺れてしまいます。

そこで脳を半分ずつ休め、完全に眠らない方法をとっているのです。

右目は左脳、左目は右脳と繋がっているため、片目を閉じて片脳を休めることを交互に行なっています。

これは半球睡眠とよばれていて、こうすることでイルカはいつでも呼吸ができます。

また、イルカにはレム睡眠がありません。

通常、哺乳類は、睡眠時に深い眠りのレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返します。

レム睡眠とは、身体が深く休んで脳が活発に動いている状態。

ノンレム睡眠は、脳も身体も休んでいながら身体を支える筋肉は働いている状態。

つまり、イルカは常に身体を支える筋肉は働いている状態です。

サメ等の外敵に襲われないように、このような進化を遂げたといわれています。

子育ての時も、お母さんイルカは、子供のイルカを片時も目を離さずに見守ります。

これらも脳を半分ずつ休ませることが可能にしたことです。

一部の国や機関では、片目ずつ閉じて脳を半分ずつ休ませる研究がされていますが、まだまだ人間が実践するには至っていないようです。

ただ、片目を閉じて脳に入る情報を制限することで、少しでも脳を休ませることは出来るのだそうです。

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まとめ

イルカは呼吸をするため、外敵から身を守るため。

渡り鳥は長時間飛ばなくてはならないために、半球睡眠をしながら空を飛んでいます。

科学をもってしても、謎に包まれている進化を解明・実用化した時、人間は何のために使うのでしょうか。

楽しみでも少し怖くもあります。

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