イルカの群れは雄イルカだけの少数の群れと、雌イルカと子供のイルカの大小様々な集団です。

人間のグループは会社や学校などに見られるように組織があり、リーダーがいます。

猿の世界でもボスがいるのは知られた話です。

イルカの世界では、どのような構成になっているのでしょうか。

イルカ 群れ リーダー

リーダーがいるという説

イルカの群れにリーダーがいるのかいないのか、はっきりはしていないようです。

イルカの群れを継続的に観測するのが難しいというのが、最大の理由です。

なにせあの広大な海を一日数十キロ~百キロ以上に渡って移動するのですから短期間の観測はできても長期的に、しかも詳細に観測するのが困難なのは想像できます。

ですが、たまに浜辺に打ち上げられたイルカの集団などがいると、これはリーダーが方向を誤って浜辺に来てしまったのではないか、と言う説が上がります。

また、群れで餌を取るときもリーダーが合図をして行動するという話も聞きます。

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リーダーがいないという説

一般的にリーダーというとグループをまとめる、というイメージです。

しかしイルカの群れの場合、集団ではあるけれどもお互いが横のつながりになっていて誰がリーダーというのではない、という意見もあります。

群れで餌を取るときに二手に分かれたり役割分担がされているようですが、リーダーがいるからできるのか実は定かではありません。

エコーロケーションができるからこそ、周りとのコミュニケーションでそれぞれが行動できるのかもしれません。

極論を言えばリーダーは必要なく、エコーロケーションでそれぞれがリーダーの機能を持つことができるということです。

このあたりは人間社会では理解できない機能かもしれません。

まとめ

どちらかはっきりしないのがすっきりしないところですが、そんなことに関係なく今日もイルカは元気に泳ぎ回っています。

将来イルカと会話ができるようになると(してですが)そのあたりはいとも簡単に解明されるでしょう。

まだまだ人間にはわからない、イルカの知能の部分なのかもしれません。

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