私たちが水族館などで会うイルカは、他の動物と違い色も模様も同じで、オスメスの区別がつかない方が多いと思います。

そこで、オスメスの見分け方を調べてみました。

イルカ オスメス 見分け方

下腹部に注目

パッと見ただけでは色も外見も同じでわからないイルカの雌雄の見分け方のコツは、下腹部を見ることだそうです。

哺乳類なのでイルカにもおへそがあります。

イルカのお腹を見ると、中央に黒く少し窪んだ場所があり、そこがイルカのおへそです。

おへそと尾の中間にある生殖孔と呼ばれる交接器を格納した溝の長さと、その左右に乳首があるかどうかが見分けるポイントです。

メスの見分け方

メスは生殖孔と肛門がつながっているように見えます。

また生殖孔の左右には乳構とよばれる黒く小さなへこみがあり、ここに乳首が格納されていて赤ちゃんへの授乳の際はここから乳を分泌します。

お腹を縦に見ると漢字の「小」の字に見えるのがメスです。

そしてメスは、横から見ると大きく膨れています。

スポンサードリンク

オスの見分け方

オスは生殖孔と肛門がはっきりと分かれています。

遊泳時の抵抗となるため交接器は普段、生殖孔の中に格納されています。

生殖孔の周りに何もなく、生殖孔の縦線が1つならオスになります。

横から見ると背びれの下のお腹、少し後ろ寄りの部分が小さく膨らんでいます。

お腹を縦に見ると、記号の「!」(ビックリマーク)に見えるのがオスです。

イロワナイルカについて

イロワナイルカという種類のイルカがいます。

別名パンダイルカと呼ばれ、体長1.5mほどで、体重は40㎏~65㎏程の小型のイルカです。

体色は白と黒にはっきりと分かれているそうです。

このイルカはオスとメスの識別がしやすいそうです。

生殖孔付近の黒模様がオスとメスでは形と大きさが違います。

オスは大きな細長いしずく型で個体差はないそうですが、メスはオスの模様に比べて小さく個体によって形も様々です。

メスの子どもの模様は、お母さんイルカの模様に似る傾向があるそうです。

まとめ

今まで、水族館などでイルカを見てもあまりオスメスは気にしたことはありませんでした。

しかし見分け方が分かったので、水族館に行く機会があったら、ショーの最中や水槽のガラス越しにお腹がみえたりした時には「小」か「!」か見てみようと思います。

スポンサードリンク

スポンサードリンク