イルカの半球睡眠はどうなっているのでしょうか。
海の中でこの半球睡眠を可能としている、左脳と右脳の機能について気になったので調べてみました。
イルカの半球睡眠はなにか?
イルカの半球睡眠とは、片方ずつの目を閉じて睡眠をとることを言います。
脳はどのような状態かというと、右目を閉じている時は、左脳が休んでいる状態となります。
また、左目を閉じている時は、右脳が休んでいいます。
右目で見た内容は左脳で処理される為にこのようになっています。
人間にはない睡眠の方法ですが、海な中で安全に生息する為の機能だと考えられています。
もし、この機能がなければ睡眠をとるこが難しいでしょう。
半球睡眠をしている時は片方の脳は働いていますが、どのような状態かというと、それほどしっかりと起きている状態ではないようです。
必要最小限のことは出来るように脳の働きを維持しています。
ですので、半球睡眠をとっているイルカを観察すると明らかに完全に起きているときの違う動きをします。
イルカ以外で半球睡眠する動物は?
イルカ以外で半球睡眠をとる動物は、鳥類のマガモなどがあげられます。
こちらも同じように片目を閉じて睡眠をとります。
結構見たことのかる方は多いと思います。
マガモは複数でいる時は、一番端にいるマガモは外側の目を開けています。
外側の目で敵がいないか確認しているようです。
ですので、群れとしては安全を維持することができますね。
いつも同じマガモが外側にいるわけではなくて、交代で外側を担当するようです。
自然界では、色々な工夫がされているようです。
まとめ
海の中で半球睡眠をとることは非常に大切なことであると感じました。
いつ危険にされされるか分からない海の中だからこそ、警戒心を切ることはできないのでしょう。
魚なども同じように半球睡眠をとる種類がいます。
これも同じように、自分が生き抜く為の知恵なのかもしれません。
また、イルカ以外の鳥類なども半球睡眠をとることに関しては、非常に興味深いです。
同じ動物でありますが、同じように進化してきたことに驚きました。